長さの単位「メートル」の歴史

当サイトの内容は説明を簡単にするために意図的に正確ではない表現を使うことがあります。また、専門家ではないので単純に間違っている可能性もあります。あくまでイメージをつかむ程度に活用してください。

今回は長さの単位「メートル(m)」についてのお話ですよ~。

1mの長さははもともと、振り子から決められました。
振り子が片方の端からもう片方の端まで行くのに1秒かかるとき、その長さを1mとしたのです。

そう定義したから振り子は1mの距離を2秒で往復するんですね。

メートルの語源はギリシャ語で「ものさし」を意味する「metron」から。
「メーター」や「メトロノーム」のメトロと同じ語源なんですね。

さて、1mのだいたいの長さは決めたけれど、これでは正確ではありません。振り子のふれ具合は重力に影響されてしまうからです。

そこで、赤道から北極までの距離の1/1000万の長さを1mとしました。
つまり地球1周の1/4000万の長さですね。

こうして決められた1mの長さの白金棒を作り、これをメートル原器としました。白金は化学的に安定で、錆びたりしないからです。

時は流れ、科学の進歩により地球が完全な球ではないことや自転により少し歪むことが明らかになってくると、もっと正確な1メートルの基準が必要になってきました。

そこで目を付けたのが光の波長です。光の波長は普遍的なので、これを基準にしようと考えたのです。

そして1mの長さは「86Krが真空中で発する橙~赤色の発光スペクトルの波長の1650763.73倍の長さ」に変更されました。

その後、特殊相対性理論により、光の速度が不変であることが分かると、これを基準にしようと考えられました。

まず、光の速さを299792458m/sに固定して、そこから1mの長さを逆算することにしたのです。

こうして現在は、1/299792458秒で光が真空中を伝わる距離を1mとして定義しています。

以上、メートルの定義のお話でした~。

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